取付説明:フロントフォークダンパーピストンキット
対象アイテム番号:06061800
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フロントフォークダンパーピストンキット
>取付説明
組み付けの前にお読みください
本パーツを実車に取り付けることは、
車両製造メーカーの性能保証の対象から除外される
取付の手違い、当工房の関知しない改造パーツとの干渉などにより、車両本体あるいは一部に損傷を来たす場合がある
上記損傷が走行中に発生した場合には、重大な事故に至り搭乗者の身体や生命に重大な障害を及ぼす可能性がある
以上の事項をよく認識頂いた上で、取付説明書に従って、ご自身の責任でご自身の手で組み付けを行ってください。
組み付け後は低速度による十分な試験走行(時速30km/h以下、走行距離にして50km以上)を行い、 試験走行後には取付個所に異常の無いことを確認し、またその後も定期的な点検を心がけてください。
また、本取付説明ではH.I.D.製パーツに関連する部分のみ記述しています。
フォーク本体の分解や、組み立て終わったフォークアセンブリの車体への取付方法などは車両本体の整備マニュアルに準じてください。
パーツ構成
インナーチューブ内部構成部品は左図の通り。
パーツの挿入順序の参考にしてください。
1)ダンパーピストンの組立
ダンパーピストンにストッパースプリング、ピストンリングを組み付ける。
スプリング、ピストンリングは既存品をそのまま使用。
仮組立したダンパーピストンアセンブリをインナーチューブに挿入。
インナーチューブ底面にピストンが当たるまでスライドさせる。
ピストンロッド先端にエンドスリーブ(既存品)を挿入し、
スリーブが脱落しないよう注意しながら、インナーチューブアセンブリをアウターチューブに挿入する。
ピストン固定ボルトをインパクトレンチで締め付ける。
銅ワッシャは必ず新品を使用すること。
4)減衰力切替バルブの取付
「伸び側減衰力強化バルブ付き」の場合は、 応力緩和ワッシャー挿入前にバルブユニットを取り付ける。
(→
バルブ取付方法
)
2)応力緩和ワッシャー挿入
応力緩和用ステンレスワッシャーを挿入する。
ワッシャーの角が丸くなっている面をダンパーピストン側に向け、 ピックアップツール等を用いて挿入する。
照明を当て、ワッシャがピストンの座グリ中心に収まっていることを確認する。
3)メインスプリングの挿入
巻きピッチの広い側をダンパーピストンに向け、メインスプリング(既存品)を挿入する。
5)ダンパーオイル注入
注入量(片側)
30mmローダウン:85cc
20mmローダウン:95cc
6)オイルエア抜き
メインスプリング上面を押さえながら、 インナーチューブをゆっくりと10回ほど上下させ、 ダンパー室のエアを抜く。
スプリングを押さえずにチューブを動かすと、 応力緩和用ワッシャがピストン上面の座グリから脱出する場合があるので注意すること。
7)フォーク取付
インナーチューブとアウターチューブをスライドさせないよう注意しながら、 フォークをステムに取り付ける。
不用意にスライドさせると、 応力緩和用ワッシャがピストン上面の座グリから脱出する場合があるので注意すること。
オプション:減衰力切替バルブの取付
バルブユニットの構成。
左(POM/白):切替バルブ
右(アルミ):バルブハウジング
バルブハウジングに切替バルブを挿入し、 図のような向きでダンパーピストン中心の穴に挿入する。
ピックアップツール等を用い、バルブユニットを穴に確実に挿入する。
応力緩和用ステンレスワッシャーを挿入する。
ワッシャーの角が丸くなっている面をダンパーピストン側に向け、 ピックアップツール等を用いて挿入する。
照明を当て、ワッシャがピストンの座グリ中心に収まっていることを確認する。
(バルブユニットの挿入が不完全な場合はワッシャが座グリまで到達しない)
バルブユニットとワッシャのフィッティングを確認したのち、
→
5)ダンパーオイル注入
→
6)オイルエア抜き
→
7)フォーク取付
へと進む。
6)オイルエア抜き、7)フォーク取付、 の際、不用意にインナーチューブとアウターチューブをスライドさせないよう注意すること。
ピストン上面にメインスプリング圧力が加わっていない状態でチューブを急激に動かすと、 応力緩和用ワッシャやバルブユニットがピストンから脱出する場合がある。
発行:2006/10/07
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